とあるオタクのメモ。

苦手科目が国語なので察してください。

オタクと考えるコブラ効果。

コブラ効果”cobra effect”とは

 コブラ効果とは、問題を解決しようとした結果、逆に悪化してしまうことを意味する。経済や政治において、何かを改善しようとしたが、逆効果になってしまったことを説明するために使われるようだ。

語源

 この言葉は昔のインドで起きた逸話が由来である。

 

 インドがイギリスの植民地であった頃、政府は毒蛇(特にコブラ)の害を問題視していた。その対策として、コブラの死骸を役所に持ち込んだ者に報酬を与える、という施策を行った。

 最初は上手くいき、野生のコブラは減少していた。しかし、いつしか捕まえるのではなく繁殖させて数を増やした方が報酬を多くもらえるのでは?と考える連中が飼育を始めてしまった。死骸の数が増えれば、その分報酬も増えるのだから、馬鹿正直に野生を捕まえるよりも養殖した方が効率的である、と考えたのだろう。

 これを受け、政府は「コブラを減らすはずが、逆に増えてしまう原因となる」と考え、施策を中止した。この結果、報酬目当てで飼育されていたコブラ用済みになったため野に放たれてしまい、施策前よりも生息数が増加してしまった。

 類似事例として、ラット効果や四害駆除運動などがある。興味のある人は各自。

対策

 この効果は一見正しそうな解決策だが、悪い連中が沸いた結果、逆効果になってしまうというものだと言える。そのため何か問題対策を考える際には、悪知恵を働かせる人達の思考を考慮する必要があるだろう。

オタクの戯言

 ライブでの家虎UOが問題視される今日この頃。運営はこれらの対策に四苦八苦していると予想される。特にUOに関しては頭上でのグルグルが後方の観客にとって邪魔になる。筆者自体は今まで「迷惑だな~」と思った場面は幸いにも無いが、連番者が迷惑を被った過去がある(虹ヶ咲6th神奈川公演)。一人一人のモラルに訴えかけるのも手ではあるが、何か抜本的な対策があればいいな...と思う。もちろんコブラ効果も考慮して。

 これを読んでいるあなたは悪知恵を働かせる側だろうか?